質問

賃貸アパートの空室が増えて家賃収入が減っており困っており、管理会社からは「値下げするしかない」と言われました。

回答

賃貸住宅の空室は増えており、国土交通省の統計では2003年は約360万戸、2013年429万戸、2020年431万戸の空室があるとされています。

需給バランスからみれば供給が多いのは、今に始まったことではなく1970年から始まっています。
 
ところが、どの賃貸住宅も空室で困っているかといえば、そうでもなく空室がでてもすぐに入居者が決まる部屋もあります。
しかも賃料が安いわけではないのにです。

決まらない部屋と何が違うのか、それは「住みたくなる部屋」だからです。
 
モノ消費とコト消費という言葉があります。
単に空間としての部屋を貸すのは「モノ消費」です。
そこに住むだけの理由がある住まい、「そこでしかできないコト」がある部屋が「コト消費」です。

空室を避けるには「コト消費」という視点で、賃貸経営をする必要があります。

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