次世代省エネ建材支援事業は、高性能な断熱材や窓などを使って、一定の省エネ効果の向上が見込める断熱リフォームを行なった場合に、その費用の一部が助成されます。

===制度について===

このリフォームによって、光熱費削減、冷暖房の快適性向上、結露・カビの改善などの
効果を期待できます。
事業の詳細は毎年変わることがありますが、2022年は最大400万円の補助金でした。

2023年度については国会の予算が国会で審議中なので決定とはいえませんが、最大245万円の補助金が予定されています。
戸建て住宅だけではなく、集合住宅も工事によっては補助金を受給できます。

===次世代省エネ建材とは===

リフォームの工事は「内張断熱」「潜熱蓄熱建材」です。
外壁全体を外張り断熱工法により改修し、原則全ての窓を改修します。「家全体をしっかり断熱し、長く快適に使いたい」場合に向いています。

このリフォームにより、冷暖房費費削減、快適性向上、結露・カビの抑制などが期待できます。

「内張断熱」断熱パネル、潜熱蓄熱建材のいずれかを使用し、リビングなど居室の室内側から改修します。
家全体ではなく、「一部の居室のみ暖冷房の効き・快適性を向上させたい」場合に向いており足場もいらず短期間にリフォームが済みます。

「窓断熱」は、全ての窓を外窓(防火・防風・防犯仕様)にて改修します。外壁よりも熱損失の大きい窓を断熱化することで、効果的に冷暖房の効きを向上させることができます。

===注意点===

住宅の種類によって、補助金の対象が変わります。 
賃貸住宅では、外張り断熱は対象外です。また新築、社宅、寮及び、業務用建築物(オフィス、ホテル等)は補助対象外。

集合住宅の改修を行う場合、住戸部のみとし、非住戸部(エントランス、ロビー、ゲストルーム、集会所、内廊下、管理人室等)は補助対象外です。