ペロブスカイト太陽電池発明者「宮坂教授」の記事
WEBマガジン「金豆」に、次世代電池「ペロブスカイト太陽電池」の発明者、横浜桐蔭大学の宮坂教授の
インタビュー記事が掲載されました。
編集者のご了解をいただいてその概要を紹介いたします。
全文は、https://goldbeans.jp/business/page_2199.htmlで、お読みください。
===2025年にペロブスカイト太陽電池は実用化できるか===
ペロブスカイト太陽電池の開発は実験室段階から生産工程に入っている。
ペロブスカイト太陽電池を作る心臓部の技術は塗布技術で大きくなるとムラができやすく発電量が落ちるため
安定的に結晶化させるには制作工程のレシピ、ノウハウが必要。
最終的な目標は1メートル四方の大きさだが、今の日本では安定的なものは30センチ四方までで25年実用化は簡単ではない。
===室内でも発電する===
ペロブスカイト太陽電池は暗くなっても光が当たっていれば常に発電します。
シリコンの太陽電池は発電の効率が大きく下がる。
ペロブスカイト太陽電池は、光の量が減ればそれなりに減るが効率は下がらず発電を続ける。
===シリコンからペロブスカイトへ置き換わるか===
最終的には、シリコンなどのほかの太陽電池から置き換わるだろう。
とはいえ、当面は、シリコンが使えない場所にペロブスカイト太陽電池が入ってくる。
ペロブスカイト太陽電池は、工場生産の設備が非常に安く生産コストを抑えることができるため、
中国はペロブスカイト太陽電池で世界に先んじてシリコン太陽電池を置き換えようと本気で考えている。
一方、日本の企業は動きが鈍い。
===宮坂教授が考えるペロブスカイト太陽電池のある世界===
自立分散型のエネルギーで各世帯がそれぞれ発電して、売電ではなく蓄電池に充電して自分たちで使うことを普及させたいと思っている。
ペロブスカイト太陽電池と蓄電池のシステムを各世帯に、家電製品と同じぐらいの価格で普及させたい。
インタビュー記事の全文は、https://goldbeans.jp/business/page_2199.htmlで、お読みください。