===トラブル解決 ===
Q
お客様から「鉄筋コンクリート(RC造)のマンションの、天井や廊下に染みが目立つようになってきた。
コンクリートのヒビもあります。大丈夫でしょうか」と問い合わせが増えています。
A
染みの原因もいろいろです。コンクリートのヒビも、大丈夫なものもあれば、早急に修繕が必要なものもあります。
専門家に検査依頼するのが一番ですが、まずは、目視検査である程度判断ができます。
例えばコンクリートのヒビの場合、幅が0.3mm以上かどうか、深さ4mm以上かによって判断します。
このような「建物検査士講座」で学んでいただきますと、お客さまのちょっとしたご心配に答えることができます。
===豆知識「騒音」===
Q
賃貸住宅に住んでいるのですが、騒音がします。管理人に聞いてもよくわからないようです。原因を調べる方法は、ありますか?
A
騒音といっても、いろいろな原因があります。
「建物の外から聞こえる音」「隣室や上下階からの音」「設備の不良の場合」原因と騒音の状態が変わってきます。
騒音がする時間帯と騒音を録音して、専門家に調査をするのが良いでしょう。
===よくあるお問い合わせ「中古住宅の断熱性能」===
Q
最近の新築住宅は、断熱性能が優れているということですが、中古住宅の断熱性は、どのように調べたらよいですか?
A
住宅の省エネ基準が定められたのは、昭和55年(1980年)です。その後の住宅には断熱材が入っているはずです。
「はず?」というのは、その当時の住宅では、断熱材は入っていても厚みが充分ではなかったり、施工もいい加減なケースが多くありました。
壁には入っていても隙間だらけだったりしていました。天井や床下には、入れていない場合も多くあります。
その後、平成4年、平成11年、平成15年と何度も改正されています。
現在の新築と同様の基準は平成15年(2003年)です。中古住宅の断熱性能は、設計図とともに建物を実際に確認する必要があります。
その上で、建物の改修を進めれば中古住宅の再生が可能となります。中古住宅であっても、断熱性能を良くすることは、難しくありません。
「SDGsハウジング・プランナー」の講座で、より詳しく学ぶことができます。
詳しくは:
https://housingplanner.info/